語学留学ってどうするの?台湾留学フェアに参加

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台湾(淡江大学)での中国語授業風景

台湾好きな人で渡航経験が豊富な方は、いっそのこと一度は台湾に住んでみたくなっているのではないでしょうか。今回は、台湾留学について知るために、平成28年6月19日(日)に東京・新宿で開催された「台湾大学進学・留学フェア2016」(主催:台湾留学JP)を訪ねてみました。

台湾(淡江大学)での中国語授業風景

台湾(淡江大学)での中国語授業風景

まず、台湾の語学留学事情についてお話しを伺ったのは、毎日留学ナビを運営する毎日エデュケーション 海外留学サポートセンターの川口さん。毎日エデュケーションでは、台湾の大学への語学留学と、語学学校への留学と両方を支援されています。大学の語学留学コースでは、毎日エデュケーションでは厳選受入校として、台湾一の名門である国立台湾大学も含め、台北市内では8校の大学、台中に2校、台南に2校、高雄に3校、その他の地域に2校、多くが国立大学で、その中から留学先を選べます。

大学の語学留学コースの多くは、3か月単位で、四季毎に募集がある場合がほとんどですが、それだけまとまった時間が必要なのに比べ、語学学校への留学なら、パッケージ化されたコースで最短5日から留学できます。社会人に嬉しいお盆休み期間中のコースも提供されています。本人の希望に合わせるのなら、1日からの留学でも相談に乗って下さるそうです。

人気の留学先の都市は、やはり台北が一番だそう。ただ最近では、高雄や台南も人気が出ているとか。

台湾に留学するメリットの一つは、治安的にも、日本とほとんど変わらない感覚で生活できること、とお勧めする川口さん。ただし、常識的な行動をとるということはもちろん前提ですが。

支援体制もバッチリです。留学先の選定から渡航手続き、ビザ取得、住まい探しなど、台湾での生活をするにあたって何から何までお手伝いしてくれます。ちなみに、ビザは3か月(90日間)以内の短期留学なら不要です。

留学までの具体的な手順は大まかに以下のようになります(毎日エデュケーションのパンフレットから抜粋)。

Step1. 情報収集〜申し込み学校・プログラムの決定

Step 2. 留学手続きサポートのお申込み・入学申請手続きスタート

Step 3. 入学申請書類の準備(出願・滞在先の手配)

入学許可書の到着(※大学への留学の場合)

Step 4. ビザ申請、航空券手配、海外留学保険加入、各種ツール準備

Step 5. 渡航前の最終のご案内

なお、終了後に就職に結びつくかどうかについては、本人の努力次第ではあるものの、短期留学の場合は語学レベルを直接的に上げるというよりも、生きた中国語を浴びることで語学習得には欠かせない「感覚」をつかむのにより効果的だとのこと。それが帰国後の中国語学習のモチベーションアップにつながり、ゆくゆくは就職にも役立ってくるのではということでした。また、どこでも同じですが、就職には語学だけではないスキルが求められることが多いため、先ずは語学力の向上に努めることが得策なようです。

さて、今回のフェアのメインテーマは最近注目の「台湾への大学進学」です。「大学は如何に過ごすべきか?」をテーマに、参加された4大学によるパネルディスカッションもありました。今回の「台湾大学進学・留学フェア」を主催した台湾留学JPは台湾への大学進学のサポートを中国語学習も含めて専門的に取り扱っています。

参加校は国立台湾大学、国立政治大学、私立銘傳大学、国立成功大学です。各校の代表者による大学紹介に続き、台湾の大学で学ぶ意義などを議論されました。その議論で印象に残ったのは、参加校で学ぶと、中国語のみならず、英語力も向上させられ、海外で働くために有利な人材になれること、地元台湾人のみならず、世界中からの留学生、とりわけ東南アジアなどの生徒と触れ合える、と言ったことが強調されていました。面白い意見では、台湾には3千メートル級の山が複数あり、その自然に触発されたとか、多民族の知識に魅了された、などもありました。最も響いたのは、台湾で学ぶことは、即ち台湾のみならず、10億人の中国人と触れ合う機会がその先にある、ということでした。

台湾の4大学の担当者が参加したパネルディスカッション。主催者である台湾留学JP代表長谷川さん(右端)による進行で、台湾の大学で学ぶ意義などを活発に議論。

台湾の4大学の担当者が参加したパネルディスカッション。主催者である台湾留学JP代表長谷川さん(右端)による進行で、台湾の大学で学ぶ意義などを活発に議論。

「毎日留学ナビ」

「台湾留学JP」


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