日本でも5月5日が端午の節句といわれ、子どもの日として休日になっていますが、台湾では毎年旧暦の5月5日、毎年の6月ごろが端午節として休日になります。この日を迎えるにあたって台湾では全国各地で様々な活動があります。
たとえば"龍舟競賽"というイベントです。川上を龍の形をした船に複数人が乗って競技が行われます。ボート競技をイメージすると良いかもしれません。大人だけで競われたり、子供を伴って競ったりと方法は様々です。
端午節が近づくと多くの家庭で"棕子"という一種のちまきの葉とひもで包まれたちまきが包まれます。その日に食べるのが当初の習慣でしたが、現代ではその日の前に準備され、あちこちで売られたり食べたりします。
もともとの由来はある一人の中国の詩人を記念するために各家庭で"棕子"を包む習慣があり、これが現代でも続いています。
時間のある家庭では今でもこのちまきを包む作業を各自で行います。
材料の中身は卵、肉、スルメイカ、もち米、栗、シイタケ、赤いタマネギなどで,形を三角すい型に包みます。ちまきの葉と縄で包んで、蒸すか煮ます。
スーパーで売られているちまきの葉っぱと縄、出来上がりと中身は下のような写真になります。
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