火鍋というと鍋の真ん中に太極旗のような仕切りが二種類の味が楽しめるものがよく知られています。
今回はその火鍋とは少し違うタイプの、庶民に愛されている“小火鍋”を紹介したいと思います。
小火鍋は仕切りがない一人用の鍋です。
小火鍋屋さんはどこもリーズナブルな価格設定のためかいつも地元の方でにぎわっています。
一般的なお店ではベーシックな火鍋が一つ約100元~120元、日本円で約350円~450円(2016年4月現在)ほどです。
お店の注文方法やシステムはどこのお店もほとんど変わりません。
まず入口付近にメニューが置いてあるのでとります。
店内で食事する場合は“内用”、テイクアウトの場合は“外帯”にチェックを入れます。
内用の場合は“桌號”というところに自分のテーブル番号を記入します。
あとは食べたい鍋を選び数量を記入してから店員さんに渡します。
数分後、店員さんが鍋を持ってきてくれます。
この時すでに具材には火が通っているのですぐにいただけます。
写真は泡菜鍋(キムチの入った火鍋)です。
ほとんどのお店では白飯、ドリンク、アイスクリームが食べ放題となっています。
すべてセルフサービスです。
ドリンクは炭酸系、果汁系がそろっています。
アイスクリームは大体4~6種類ほど。
とても固いので取るときに注意してください。
台湾独特の調味料が並びます。
いろいろな種類を試してみるのもよいでしょう。
鍋というと冬に食べるものというイメージがあり、暑い日に鍋を食べるのは気が進まないかもしれません。
しかし台湾の火鍋屋は冷房がかなり効いていますので意外と問題ありません。(場合によっては寒いほど)
ぜひ季節を問わず“小火鍋”屋に行ってみてはいかがでしょうか。
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