夏の台湾旅行で気になるのが台風の影響。もちろん旅行時に台風などにはなってほしくありませんし、いちがいにいつ台風が来るなど断定できるものではありませんが、旅行を計画するにあたっていつ台風の影響があるのかは知っておくと良いかもしれません。
台風の時期は日本とほとんど同じで7月~9月にかけては台湾にも台風が上陸する可能性があります。台湾は台風の影響が出そうな場合は行政からの指示で各地域の仕事や学校が休みになります。お店などもこの指示に従って休業となる可能性があります。下の写真は2016年7月8日の台風1号が台湾に上陸したときの出勤、出校停止の指示情報(7月7日夜)です。
http://typhoon.ws/lifeinfo/stop_working
このような場合は観光地のお店も休業になってしまうので、これらの情報には注意を払う必要があります。一方、こうした臨時休暇から一転、実際台風が予定外に進路がそれたり、あまり影響がない場合は休暇の影響で観光地がにぎわうというケースもあります。ニュースでは被害が大きく報道されますが必ずしも台湾全国的な影響というわけではありません。
最近では2016年7月8日の台風1号が台湾東部を直撃し交通の乱れなどが発生しましたが、北部、中部には大きな影響は出ませんでした。
過去2年を振り返ると、2015年は8月8日と9月29日の2回の台風は全国各地で停電が起こり、台北101のガラスが割れるなど、全国的に大きな影響の出た台風です。2014年は7月23日の台風10号、この台風の影響で遅延となった高雄発のトランスアジア航空が国内で墜落の事故を起こし大きなユースになりました。
では夏の台湾旅行は台風の影響でダメなのかというともちろんそうではなく、この時期ならではの食べ物やイベントもあります。特に熟したマンゴーなどはこの時期にしか食べることができません。台風の影響も考慮しつつ楽しい夏の旅行を楽しまれて下さい。
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