日本人に理解しやすい台湾の漢字

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日本人に理解しやすい台湾の漢字

現在、中国語圏で使われている漢字には二種類あります。
ひとつは簡略されたタイプの漢字である“簡体字”、もうひとつは古くからの伝統的なタイプの漢字である“繁体字”です。

前者の“簡体字”は中国大陸、マレーシア、シンガポールで使われています。
台湾で使われている漢字は後者の“繁体字”です。
台湾のほか香港、マカオなどでも使われています。

“烏龍茶”という字は簡体字では“乌龙茶”、繁体字では“烏龍茶”となります。
また“観光”という字は簡体字では“观光”、繁体字では“觀光”となります。
多くの日本人にとっては繁体字のほうが日本の漢字に近いので馴染みやすいでしょう。

中国語の単語には日本語と同じ意味の単語が数え切れないほどあります。
例をあげると“入口” “出口” “出發” “藥局” “警察”などです。

日本人に理解しやすい台湾の漢字

日本人に理解しやすい台湾の漢字

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また日本語とは違う単語ではあっても漢字を見れば意味がわかる単語もあります。
例えば“飛機場“=”空港”、洗手間=お手洗い、咖啡店=喫茶店、洗衣店=クリーニング屋、などです。

なかには“服務中心”=サービスセンター、“超級市場”=スーパーマーケット、“便利商店”=コンビニエンスストア、など少し考えなければわからないものもありますが意味がわかると納得してしまう単語も多いです。

もちろん中国語を勉強していないとわからない言葉はたくさんあります。
しかし外国でありながら現地の言葉の意味をそこそこ理解できてしまうというのは日本人にとって大きなアドバンテージです。

そういったことが台湾への安心感や旅行のしやすさにつながっているのではないでしょうか。


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